トップページ > お墓を知る> お墓のQ&A

お墓のQ&AQuestion and Answer

お墓や法要等についての説明・解説と、霊園や寺院墓地・墓石についての知識、また一般常識や法要のマナーなど知っておきたい情報を掲載しておりますので、是非ご活用ください。

Q3.お墓にかかる費用は?

A「お墓にかかる費用は」

お墓を建てる際、墓地の永代使用料、年間管理料、工事費用、墓石費など、さまざまな費用がかかります。また、お墓の建立費のほか、開眼供養や納骨法要の費用も必要になりますし、寺院墓地の場合には檀家になるための費用が必要な場合もあり、お墓を建てるには、それぞれの費用を含めた予算を組む必要があります。

■永代使用料
お墓を建てる際に必要な永代使用料とは、墓地を代々使用する権利を得るための代金です。
永代使用料は都心ほど高く、郊外の方が比較的安い傾向にあります。また、お墓の区画の広さや、墓地の内容によってもさまざまです。
墓地の永代使用料を支払うと、永代にわたって墓地を使用することができますが、契約を解除し、墓地を手放した場合には永代使用料は基本的には返還されないので注意が必要です。
■管理料
墓地を購入すると、墓地の規定による年間管理料を支払う義務があります。この管理料によって水道料金や、墓地の共有スペースの維持管理が行われます。寺院墓地の場合、「護寺会費」「お布施」と呼ばれている場合もあります。
この年間管理料の支払いは、一般的には1年分をまとめて支払います。しかし、墓地によっては数年分をまとめて支払はなければならない場合もあります。また、管理料を支払わなければ、墓地の永代使用権の取り消しになってしまうこともあるので、規定をよく確認してください。
■石碑建立費
墓石建立費とは、石材費、加工費、墓地の外柵、カロート(納骨棺)の工事費、墓石、付属品や文字彫刻などを含む設置費用のことです。
通常は「石碑建立費一式」として、工事費や墓石、彫刻費を含んだ価格設定をしています。
見積りの項目で分からないことがあれば、確認するようにしましょう。例えば、「○○一式」といった書き方がされている場合、一式の中身を確認し、追加料金が発生しないよう、予めよく確認が必要です。
■納骨・開眼法要
お墓を建てた後に納骨をする場合、地域によってまた宗派によって形式が異なりますので、全国的に標準的な価格というものはありませんが、違ってくる要素は・・・
@地域の風習・宗派(納骨時に僧侶を呼ぶか呼ばないかなど)
A遺骨の納め方(個人でお墓に納骨するか、石材店に手伝いを呼ぶ必要があるかないか)
B遺骨を納めた人(亡くなった人)の戒名や名前をお墓に彫るか、彫らないか
Cお供え物・花などの用意を手配するか、自分で用意して持っていくか
などが複雑に絡み合って、費用が大きく変わります。

石材店に納骨式を頼んだ場合
@納骨所入り口の石を開ける作業・閉める作業
A祭壇などの用意
B焼香やロウソク・お線香などの用意
C棹石にサラシを巻き、除幕式の作業(※開眼法要の場合のみ)
が基本的に含まれます。

相場としましては1万円〜3万円が妥当な範囲と考えられますが、事前に説明をもらい金額と作業内容が納得できるかどうかが、大きな決め手になります。
気持ちよく式を終わらせるためにも、費用のことまでは確認しておきましょう。

  • ページトップへ戻る
  • Copyright(C)@2012 Rakusai sekizai All Rights Reserved.